セッションは始まるものの

先月あたりからコロナ自粛要請が終わり、ぼちぼちジャムセッションを再開するライブハウスも出てきた。「久しぶりにセッションに行くか」と独り言をいったら子供から「えー?行くの?」と突っ込まれた。「うーん、どうしようかな」と会話は終わったが、自分が「待ちに待ったセッション!」とは思っていなかったことに気がついてしまった。

そろそろCOVID−19の感染経路についてコンセンサスが出来上がってきた。「夜の接待を伴う店で感染しやすい」というやつである。ジャムセッションでは夜の接待はないが(言うまでもなく)、近距離で酒を飲みながら常連と大声で話したり、複数人でピアノを弾いたり、ヴォーカルの伴奏をしたりする。換気もしない。コロナキャリアがいればヤバイ環境である。

3、4月頃なら万一掛かっても「どこで伝染ったんだろうね」「いやあ、分かりませんねえ。電車かなあ」などと言い訳?もできただろうが、今では「さては歌舞伎町の夜の接待を伴う店に行ったか」などと決め付けられる可能性がある。「ライブハウスですよ」と正直に言ってみても「何でまたこの時期にそんなところに行っちゃったの。我慢できなかったの」とちょっと気まずい。

しかも万一掛かってしまうと家族の行動に影響が出る。家族から第三者に広めることは避けたい。となると、畢竟行動は慎重にならざるを得ない。ライブハウス行くのよしとこうか、となる。

また、セッション行くのって我慢できてしまうんだよなあ。パチンコと違って中毒性はほとんどない。アドリブの練習も家でできる。特にピアノソロでメトロノーム使ってアドリブ練習するのは最善の練習の一つだ。まだまだだなあ、難しいなあ、と練習していると「もう少しフレーズのアイデア広げてから行くか」などと幾らでも行かない理由付けができてしまう。

まいったね。

セッションも空いてる気がするし、流石にそろそろ顔を出したいとは思っているんだけど。感染者も増えてきたのが気になる。7月の様子を見てからかなあ。

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