セッションに行ってない

ピアノはアドリブ練習が一人でできる。

黒本(or iRealPro)とメトロノームと、以前セッションに参加して冷や汗をかいた記憶があれば十分である。

Adam Neelyが「ピアノはモノクロのオーケストラだ」みたいなことを言っていた。彼のオリジナルの発言か分からないが気の利いた表現だ。左でコードやベースを刻みながらアドリブフレーズを練習することができる。

それで十分かと言うとそうでもないのだが、それはまた別の話。

自粛ムード再び

先日、勤務先のお客さんからメールが転送されてきた。正社員には「不特定多数の人間と長時間密になる事態は避けるように、との通達が(正社員に)来た。協力会社の皆さんにはご参考まで」とのことだ。「ご参考までに」。同調圧力?人のプライベートを縛る権利など誰にもない。でも今は仕方がないと言わざるをえない。コロナのご時世である。ジャムセッションはなかなか密な環境にならない(そもそもセッション人口が少ないし僕と同じで気が引けて出てこない人も多いはず)ことは分かってるが、ちょっと行く気にならない。

最初は一時的なものかと思っていた。空気清浄機を入れるとか人数制限するとか、小手先の対応でしのげるんじゃないか。数ヶ月も経てば徐々に戻るだろう。考えが甘かった。ライブハウスに行こうというマインドが変わってしまった。僕だけじゃないはずだ。音楽・芸能業界には凄まじいインパクトである。

はっきり書こう。

これからライブハウスがどんどん潰れる

ライブが成り立たない。

ジャムセッションなんて少人数で顔見知りばかりだからライブとは関係ないと思っていたが、そんなことはなかった、と思い始めている。

そして、ワクチンが開発されるのはまだまだ先。しかも、こんな感染症騒ぎが今後も起こりうる。

ライブハウスを始める人がいなくなる

楽器演奏の文化すら今後どうなるか分からない。

家族がいて仕事があるとライブハウスに行くのがためらわれる。そんな奇妙な時代になってしまった。

これからどうなるんだろう。それはもはや明らかなのかもしれない。ただ目を背けているだけなのかもしれない。

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