1456が面白い

ジャズを勉強していると251、3625など4度進行ばかり目につく。いわゆるサイクルオブフィフス(フォース)である。そうか。コード進行の基本は4度進行か。と思う。特にベースでジャズに入った方は早くから洞察することだろう。

ところが、世のポップス、ロックには滅多にツーファイブとか4度進行が見当たらないのである、ってそこまで詳しいわけじゃないけどね。Rick Beatoが上の動画で「ポップスは1456ばかりだ」と言ってるから間違いないだろう。

ジブリのピアノ曲やらディズニーの曲やらの楽譜を見てみると、やっぱりメジャーの曲は1456が多い。しかも7thはほぼ付かない。特にキャッチーでかっこいい曲ほど1456のみで出来ている。久石譲はsusコードや3度メジャー、フラット7度7thとか使ってるけどね。

ロック・ポップスの人からすると1456ばかりで食傷気味かもしれないが、ジャズの4度進行から入った僕としては、1456を使った進行は意外と目新しくて楽しいのである。また、1456を使った曲はどうしても「ジャズ」っぽくアレンジできないのは面白い。せいぜい「ジャズ風イージーリスニング」にしかならないのだ。たまにはディズニーやら流行りのポップソングを弾いてみるのも勉強になって楽しいのである。

2件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です