オスカー・ピーターソンという問題

意外とプロやセミプロに尊敬、いや畏敬されているオスカー・ピーターソン。

しかし、彼のアドリブは正直言ってほぼ手癖である。二倍遅くして聞いてごらん。どうよ。普通である。これを言うのは、少しだけ、恐縮ではあるんだけど。(普通のソロを二倍速く弾けるだけで十分すごい)。

でも、なんというか、チャーリー・パーカーとかキース・ジャレットよりも、凡庸なんですわ。これはもう。仕方ない。彼のフレーズはあくまで想定内に止まってるのだ。速いだけ。

すみませんね。僕が素人だから、遠慮なく言えるのかもしれない。

コーダル内で、超速のイカしたアドリブができる。それだけどスゴイんですよ。

でもね。敢えて言います。「あんまり驚く要素はないよね。超絶技巧、それだけじゃん」と。

プロだったら言えないと思う。「オスカー・ピーターソン?ただの超絶技巧じゃん、しょーもな」なんていうプロにがいたら、「いや、お前、ピーターソンをdisれるって、どれほど大した存在なの?」と言えば論破完了である。

僕だって、ピーターソンの半分の速さで弾ければ、人生でやりたいことの80%は達成したと言えるだろう。

でも、やっぱり、ちょっと違うんだよな。いや、ピーターソンは、やっぱり凄いと思うんだけど。

(さて、今月末も下手くそピアノをアップしなければならない(苦笑

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