やはり人前で弾かねばならぬ。そんな気がしてストリートピアノにチャレンジしてきた。
Youtubeを発表の場にするのは、さほど人の迷惑にもならないし(笑)、そこそこ緊張するので、良い練習になる。しかしなんのかんの言って人前で演奏するのとは違う。Youtubeだと「やり直しが効く」からね。「恥ずかしさ」も人前で弾く方が大きいはずだ。
行く途中から緊張である。俺みたいなのがストリートピアノを弾いていいのか。世の中には毎年何十人、何百人のプロレベルのピアニストが輩出されている。そういう人が弾くべきではないのか。大人になって取り組んだような、僕みたいな下手くそが弾いてよいものか。
到着してからも緊張である。場所はとあるホテルのロビー。近くで談笑されている方も。 ピアノには「クレームもあるから気をつけてね」みたいな注意書きがある。大丈夫だろうか。かなり迷って「せっかく来たのだから・・・」とホテルの人に声をかけて演奏した。
バッハ3曲。4曲目は最初で崩壊してリカバリできなかったのでそこで終了。ジャズピアノ1曲。
めちゃくちゃ緊張した。
バッハは当然ノーミスでは弾けない。ミスしてもリカバリができたのはよかった。リズムは崩れたけど。ジャズピアノはほとんどリズムを崩さずに弾き通せた。僕的には上出来と言って良い。
クレームもなかったようだし、後で「もう来ないでください」とも言われなかった。15分ほどで演奏終了である。その後2時間ほど胃が痛かった。
学んだことは多い。今はまだ整理できていないので、ぼちぼち書こうと思う。経験は大事だ。今後も定期的にストリートピアノに挑戦しよう。2、3回目くらいでYoutube公開にもチャレンジする予定。
ちなみに翌朝「もう来ないでね」というメモを渡される夢を見た。冷や汗を書いて目を覚ます。しかし、また行くのだ。上手くなるためには、行く必要があるのだ。