楽になった。うん。
今までは行く前に緊張し、セッションで焦り、終わった後は後悔と反省で頭をひねったり抱えたり、というパターンだった。
今回は最初から最後まで気楽だった。後悔もしていない。
やっぱりロストを（ほぼ）しなくなったのが大きい。１、２小節気を失うことは珍しくないんだけどね。ベースの音を聴いて落ち着いて戻れる。リズムを体で感じること、コードが素早く切り替わる難しい箇所は体や声を使って追いつくことが、少しずつ出来てきたということか。何より自信がついて多少ロストしても焦らなくなったのが大きい。焦ったら途端にハードモードに入るからね。
他に思ったこと。やっぱりアドリブを前もってきっちり仕込むのはジャムセッションらしくないよなあと思った。もともとピアノが上手い人がジャズに挑戦したとき、事前に頑張って仕込むのはありがちと思うんだが、聴いてると発表会みたいになって居心地が悪い（個人の感想）。やっぱりジャムセッションはコミュニケーションだと思う。下手でもいいんだよね。
知り合いの上手い君が最近速く長いパッセージをアドリブに組み込んでくるようになった。タッチが均一でかっこいい。俺もやってみようと練習したけどダメだね。基本的な力量が足りない。子供の頃からちゃんとピアノを練習していた人にすぐ追いつける訳がない。スケールを安定して弾けるまで練習しようと思った。焦らないことだ。
さて、セッション。
まずは酒バラで指慣らし。
My Romanceをコール。フロントの人と相談したら速目になってしまった。コード進行が忙しくて難しかった。もう少し練習すべきだな。（黒本のキーはBb、ビル・エヴァンスはC）
Shiny Stockingをコール。ゆっくり目にイントロ出した。ちょっと遅過ぎたかな。曲の途中で少しアップテンポになった。（Youtubeは意外と速いな）
Stable Mates。フロントのTpさんがコール。レッスンでやったことがあったので参加してみた。いい感じで出来上がっていた酔っ払いドラマーがかなり速いペースで煽ってきたので、途中で皆ほぼロスト？状態。これはこれで楽しかった。
意外と反省点がないのはいいのか悪いのか。次回はコールするを２、３曲ちゃんと仕込んで行こうかな。