noteの方に書いたのは、練習で一番大事なのは時間だ、ということ。
時間が大事だ、となればその限られた時間で何を練習するかが問題となるわけで、練習すべきこと、練習したいことは山ほどあるように見える。
しかし時間が足りない。
ということは、あえて練習しない決断をしなきゃいけない。
独学にしろ先生に習うにしろ、ここがポイントだよね。何を練習するかじゃなくて何を練習しないか。
例えばウォーキングベースね。ピアノで左手でウォーキングベースを弾きながら右手でメロディ、装飾音、コードを叩く。これ、カッコいいんだよな。ジャズピアノ弾くならこの技は何とか見につけたいと思う。
思うけど、この技術身につけてもセッションじゃ役に立たない。だってベースはベースに任せればいいんだから。左手はコードとか右手の合いの手を入れられればいい。
だから残念ながら左手ウォーキングベースは割愛せざるを得ない。うーん、残念!(両立させる練習を研究中。noteに書く予定だ)
同様に、コードのルートを弾きながらメロディを弾く練習も、曲の構造を理解するにはいいんだけど、セッションで左手でルートを弾くことはないから割愛だ。間接的には役に立つけどね。
てなことを一人で考えながら進めるのが独学の楽しいところ、難しいところだ。
本日僕が見限った練習はブルーススケール。
ブルーススケール(メジャー・マイナー)が分からないとブルースは難しい。普通のメジャーな曲でもブルースフレーズが弾けるとアドリブが楽だ。とりま3度を半音下げるとかね。練習しないと出てこない。というわけで、割とブルーススケールは長期間練習した。1年はやったかもなあ。
でもね。ブルーススケール練習してると、本番でブルーススケールをそのまんま上下しちゃうんだよね。これ本当にどうしようもない。指に染み付いてるから。ああ!ダメだ!とか思いながら指が勝手にブルーススケール上下してしまう。全くブルースじゃない。歌心もへったくれもない。
ブルーススケールだけ練習してもダメだと。というわけで、今日からブルーススケールじゃなくてiRealProでBags Groove5キー(C、F、Bb、Eb、Ab)でアドリブ弾くことにした。
自分で言うのもなんだけど、いい方向に進んでいるのかな、という気がする。