高いサックスと安いサックスで値段ほどの音の差はない。これがYoutubeから得られる結論だ。(前回の投稿)
もちろん、これは”イジワル”レベルの客観的な音の話であって(ブラインドテストで聴き分けられるか?ああん?)、主観的な判断はまた別の話だ。サックス頑張ろうと思って、せっかくだから、気張ってセルマー買いました!Yanagisawaのいいやつ買いました!大切に扱ってます!毎日ニヤニヤしながら眺めてます!思い入れたっぷり気持ちよく吹いてます!これはもう買って大正解である。
サックスの購入を検討していた時、Webで「YAMAHAなら少なくとも62を選んだ方がいいよ。そのレベルを買えば後悔はしない」という書き込みをいくつか見つけた。480じゃあ物足りないのか・・・と悩まされた意見だった。
迷いつつもYTS-480を購入して一年。僕の結論は「YTS-480大正解!」である。ベル部分に彫刻が入ってるのがポイント高いね(笑)。見る人が見ないと安い方のサックスとはバレない。何より、割と気楽に持ち運べる。少なくとも50万のサックスよりは!それから、一年経って腑に落ちた。楽器の値段は関係ない。腕前だ。と。
前置きが長くなった。マウスピースの話である。
高いマウスピースも安いマウスピースの違いも、サックス本体と似ている。
例えばこれ。
3,000円ほどのマウスピースのレビューだ。3万じゃないよ。3千だよ。やっぱプロはいい音でバリバリに吹いている。カッコイイ!
結論。腕です。
こちら。
200ドル以下の優れたマウスピースをご紹介している良Movie。聞いていると微妙な違いが分かる。ただし、結論は以下の時刻あたりで説明している。
https://youtu.be/EQGqOzJLgGQ?t=733
何を使うかはさほど関係ない。大事なのは練習だ。と。
リガチャーもしかり。リガチャーこそ違いが分からないね。着けやすかどうか。壊れにくいかどうか。それが全てのようだ。
分かってはいたけど、どうしてもメタルのマウスピースは一個欲しかったんだよね。というわけで買ってみたのがAibayのマウスピース(前の記事)。
吹いてみて分かったのは「確かに他人が区別するのは難しいかもしれない。でもオレには分かる。どのマウスピースが気持ちいいか!」「分かる!オレには分かるぞ!ラバーとメタルの違いが!」
これで十分だね。買って良かった。今のところこのマウスピースはすごくしっくり来ている。数年はこのマウスピースのポテンシャルを引き出すのに頑張ろうと思う。(一生これでもいいのかもしれない・・・)
それより問題は「ハズレリード」の方だよな・・・などと思う。明らかに吹いてて気持ちよくなかったり、異常に音がダークだったり。かと思えば、メタルマウスピースみたいなキンキンな音が出るリードがあったり。
話がとりとめなくなってきたな。結論は、YTS-480、それからAibay 6で、さしあたり(少なくとも数年)僕に必要十分な機材が揃ったらしいと感じられたのが嬉しい昨今なのだ。今度はリードをもう少し硬くしてみるかな。