毎日練習しているが「日増しに上手くなってるぞ」といったポジティブな手応えよりも、むしろ「俺って相変わらず下手だなあ」「いつになったら上手くなるんだ」「こんな練習しててもダメじゃなかろうか」とネガティブな気分になることが多い。
そんな時でも、兎にも角にも続けるのが正解である。
続けていればできなかったことが少しずつできるようになる。これが手応えとなる。続けるのが正義なのだ。キレイ事を言ってるわけじゃなくて、経験上正しい。
しかし、そうやって頑張って続けていても、どうも手応えというか練習しがいがなくて参ってしまうことも多い。
そういう時はどうするか。三つの手段がある。
1)敢えて現状維持。頑張って続けてみる。
まだぎこちない?もう少し上手くなれるかな?と思えば続けてみるのがいいかもしれない。
僕は今、枯葉12キーで「ルートレス左手+右手メロディ」「両手ヴォイシング伴奏」の二種類の練習をしている。半月くらいで飽きてしまったのだが、もう少し指がスムースに動くまで頑張ってみようと思っている。指がスムースに動くと、次のステージが見えるんじゃないかな。そんな気がしている。
2)心機一転、別の練習を始めてみる。
一通り指も慣れた。でも、いまいちセッションで成果が出ない。とすれば惰性で練習してるだけかもしれない。いっそ別のメニューを考えてみる。
枯葉12キーの前は、リズムチェンジ(I Got Rythm / Oleo / Anthropology)を12キーで練習していた。汎用性が高いんじゃないかと思ったけど、何故か全然実践で使えなかったのだ。不思議だ。枯葉12キーに切り替えて今に至る。
3)楽な練習にしてみる。
最初の頃は背伸びして難しい練習に取り組んでいたような気がする。今現在、その練習は身についてないようだ。焦るのもわかるけれど、結局非効率である。例えば楽譜をにらみながらの練習には効果がないように思う。最初は楽譜を見るとしても、数日〜数週間で楽譜なしCycle of 5th 12キーで練習できるくらいじゃないと、レベルに合ってない可能性があるかもしれない。
とどのつまり、気分転換が大事ということかな。手応えを探しながら練習メニューを練っていくしかない。そんな気がする。