キャンプ準備中 その4

見事なまでに焦げ付いたチタンクッカー。しかし、前々回は全く焦げ付かなかった。米の量は確かに違うが、それでは説明がつかない。

手順を思い出してみると前々回、成功した時はまずスープを作ろうとして、思いつきで少量の米を入れてみたのだ。つまり、ある程度野菜その他の具が煮立ってから米を投入した。それに対して失敗した時は、水と米を入れて火にかけた。ここじゃないか。

ビンゴであった。

最初にお湯を沸騰手前まで温め(待ちきれなかった)、野菜を投入してその少し後に米を入れてみた。OKである。生米がくっつく気配がない。ある程度お湯が温まってからバーナーパッドをかませて弱火キープ。時折かき混ぜながら10分ほど煮た。仕上げにカレールーを投入。水分多めのカレーリゾットの完成である。全く問題ない。

なぜだろう。クッカーに着底した米が急に熱せられると、米の澱粉が一気に糊状になり、そのまま沈着して焼きつく。そんなイメージか。お湯が温められて対流が始まっていると、米が踊るので着底しにくい。着底しても舞い上がる。だから焦げ付きにくい。うん。ありそうだ。適宜かき混ぜるのも良さそうだね。

どうやら米を投入するタイミングを計算し、バーナーパッドをうまく使えば、おかゆや柔らかめのリゾットくらいは作れそうだ。チタンクッカーで十分かもしれない。

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