楽譜ジャズ練習中

定期更新。一応来週Youtubeにアップロード予定である。

他人のフレーズをひたすら練習していると「アドリブなんてただの手癖じゃねーの」というセリフが胸に刺さる。

でも、ソロピアノなら仕方ないよな。自分で練習して思うけど、有名なジャズピアニストのソロ演奏でも8割、いや9割以上の演奏が構成とフレーズを事前に準備していると思えてならない。そうじゃないとあんなに流暢にテンポミスなしに演奏できるはずがないのだ。

だって、トリオやカルテットの演奏とソロ演奏を比べると明らかに違うよね。前者は左手がそんなに動かないし、右手もブレる。ほんの一瞬の「考える」間が感じられる。一方ソロピアノはほぼテンポキープだ。演奏の質が違う。

ただしキース・ジャレットはちょっと規格外だ。有名なケルン・コンサートは事前の構成を感じさせるが、あの長さと品質は人間の仕事じゃない。ブレーメン・ローザンヌコンサートはかなり即興で演奏しちゃってるんじゃないかという凄みがある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です